藤原亮税理士事務所

 

社宅家賃と年払いを有効活用して、スマートに節税しましょう NO.0045

みなさん、こんにちは。

 

 

最近、自宅近所の食堂で評判のレバ焼き定食を食べた藤原です。言い方が悪くなりますが、店の見た目的には、軒先の幌(色あせたあずき色)のようなものはボロボロ、布のはしきれがプラプラと風に揺れています。さらに、窓ガラスは濁っていて中の様子がうかがえない、入口のドアは殺風景なアルミのドア、遠目で見た感じではつぶれたお店にしか見えません。イメージ的にはこんな感じ、まさにきたなシュラン。

 

 

きたなシュラン

 

 

そんな感じで入るのをずっとためらってましたが、今回は勇気を出して店の前に立ってみました。新規顧客を明らかに拒むように固く閉ざされたアルミのドア。マーケティング的にはありえない設定です。しかし、そこには広告チラシの裏紙に黒マジック(太)で堂々と『営業中』と書かれている。ほんとに営業しているのか・・!?願わくばこの扉よ開かないでくれ・・!

 

 

無意識にそう念じながらも、ドアは無情にもあっけなくガチャッと開いてしまいました。

 

 

(あっ、やばい)

 

 

そう思ったのもつかの間、目の前には店主らしき不愛想なおじさんとその奥様らしきおばさん、そしておもちゃで遊んでいる孫らしき少女が3人くつろいでました。土曜の昼下がりだったためか僕の他にお客さんはなし・・。

 

 

『あの~、レバ焼き定食ってありますか・・?』

 

 

普段出したことがないようなか細い声でオファーを出す僕。それを聞いて『ああ、あるよ。』と、どこかのドラマで聞いたようなぶっきらぼうな口調で料理を開始するおじさん。おばさんは僕に関心を示さずテレビをガン見。孫はおもちゃ遊びに夢中。

 

 

(あー、なんか気まずい。やっぱ入らんかったらよかった・・) と後悔先に立たずな僕。

 

 

そして待つこと10分あまり、出てきたレバ焼きとみそ汁、そして沖縄の食堂では定番のてんこ盛りご飯。(日本昔話し風)

 

てんこ盛りご飯

 

アラフォーの僕の胃袋では到底クリアーできるわけもなく、恐る恐るご飯を半分にしてもらうオファーを出し、食事を開始。味はたしかに美味しかったです。また行きたくなる味ですが、毎回勇気を試されそうです。どうでもよい前振りが長くなりすみません。

 

 

さて、今日の話題ですが、今回の話題もお客様から相談がちょくちょくある内容のものとなっています。

 

 

まず一つめは、社宅家賃の活用について。これは法人企業に限定されるスキームですが、比較的導入はしやすいスキームです。分かりやすくいえば、『住んでいる家を社宅扱いにしてしまう』のです。

 

 

社員はもちろん、社長の家も社宅として扱うことが可能です。延べ床面積が一定以上の賃貸物件であれば、支払家賃の50%から70%が会社の経費扱いになります。この際、マンションなどの賃貸借契約は、会社と貸主が締結し、社長は会社に家賃分の金額を支払います。

 

 

社員についても会社が全額出すのではなく、家賃の一部を社員に払ってもらう必要があります。すると、会社が負担した分の家賃が経費として認められます。

 

 

また、社員の家を社宅扱いにするメリットは他にもあります。会社が負担する家賃分を給与から差し引くと、社員も所得税・住民税の対象になる所得が減るのでその分所得税・住民税が減額されます。社員としては、住宅のための出費は同じですが、自分で全額払うのと比べると税金が安くなるのです。

 

 

福利厚生費で家賃補助を出すと、逆に社員が払う所得税・住民税は増えてしまいます。それよりは、会社の『借り上げ社宅』にしてしまう方が、社員も節税できます。会社が住宅を購入して社長や社員に貸しても、やはり節税効果があります。この場合は、文字通りの社宅になる訳です。

 

 

さらに、もう一つの節税スキームを紹介します。

 

 

これは、利益が多く出た事業年度で節税効果が高いスキームです。具体的には、会社の事務所や倉庫などの賃借料について、期末に翌期の1年分を前払いする方法です。この場合、一度に2年分の賃借料が経費になります。ただ、一度前払いしてしまうと、その後も引き続き毎年前払いで計上しなければなりません。また、帳簿上だけでなく、実際に前払いをする必要がありますし、その分のキャッシュも必要となります。ですが、利益が多く出た事業年度に経費をまとめて落とすことができるメリットは大きいです。

 

 

さらに、家賃だけでなく、保険料やリース料など毎月支払う契約をしている経費は、同じように前払いして2年分まとめて落とすことができます。節税効果が見込めるのは1事業年度分のみとなりますが、ここぞという時には活用の余地有りです。

 

 

まずは売上をしっかり立て利益を残す。そして利益が出たらスマートで効果的な節税対策を実施し、最大限キャッシュを残す。そして、そのキャッシュを次の事業展開に向けて未来投資する。この流れで社長の目標・夢を実現していきましょう。

 

 

あなたの成功物語を応援しています(^_^)

テーマ   節税 

2015年04月29日(水)

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